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高度成長期の真っただ中の昭和36年、まだ周りにほとんど店がない寂しい場所に、ポッと看板の明かりを灯した「BAR お通」。 吉川英治の著書「宮本武蔵」に登場する武蔵を愛し続けた女“おつう”の生き方に自らを重ね合わせ、壮絶ながらも明るく笑いを振りまき生きた先代の古市玲子(故人)が、たった三坪の小さな場所で始めた店です。 |
誰もが無我夢中に働いた時代、ほんの一時の癒しを求めて足を運んでくれる男達に、楽しく飲んでもらい、最後に軽く「ぞうすい」で満足して帰っていただきたい、そんな先代のおもいやりと愛情の込められた味が、次第に街中の評判になり、現在の「ぞうすいの店 お通」へと変化していきました。 それから約半世紀。先代の想いを今も尚、強く受け継ぎつつ、さらに徹底的にこだわり抜いた「ぞうすい」、そしてそのノウハウの集大成である「塩鍋」をご提供させていただいております。 ダシをとる鰹節や昆布、具材となる食材の一つ一つにまでこだわり抜いたぞうすいは、宮崎最大の歓楽街ニシタチでゆっくり飲んだ皆様の胃袋をやさしく満たしてくれることはもちろんのこと、「ぞうすい」あるいは「塩鍋」のためだけにご来店いただいた皆様にも、きっとご満足していただけます。 創業以来変わらぬ“おもてなしの心”、そして妥協することなくこだわり抜いたぞうすいの味で、皆様のお越しを心からお待ちしております。 |
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